伊島
伊島は文字の「い」の形をした島なので伊島と呼ばれる。
淡路島の南端の孤島である沼島よりボートで30分くらい真南に南下したところに忽然と現れる阿南の東に位置する
徳島県の孤島である。小学校と中学校が一緒になった学校が1つだけある。おそらく1学年に生徒は1人くらいでしょう。
連絡船は阿南より1日2便ある。
伊島には観光名所は何もない。ただ、素朴な自然と美しい海があるだけである。
伊島の港は要塞のようであり、とても立派である。
台風時には水門が降りて港内の水面は安全になるようだ。
そのうえ、前島には立派な港まで整備されているので、プレジャーボートはこちらに係留すると良い。
伊島には旅館が2軒だけある。入船旅館と 旅館である。旅館という名前であるが、民宿に近い。
もちろん築30年以上と思われる外観は今時のリゾートとは対極に位置づけられる外観である。
料理は期待していなかったが、意外とおいしく、煮魚やアワビの刺身、大盛りのウニなど大満足である。
当然であるが、部屋はお世辞にもきれいとは言えない。伊島では離島の常として水は貴重である。
したがって、旅館のお風呂にはちょろちょろしか湯がでない。シャワー設備はあるが、勢いがないので
けっきょくは湯船から洗面器でお湯をかぶることになる。湯船に入ることはできるが湯を汚すことをためらってしまうほどであり、
それぐらい水は貴重である。
この島を訪れる観光客はバードウォッチャーと釣り人、プレジャーボートの途中休憩だけのようである。
ただ、日本中どこに行っても同じような風景がある中、伊島はアウトドア好きには強烈な魅力がある。
海図でもわかるように徳島の阿南の最東端の離島である
伊島は2つの島から成り立つ。西側の島は前島と呼ばれている。この島にはめぼしい建物はない。
なぜか港は立派に整備されているが、漁師が網を干すのに使っている程度である。
前島と本島との間の海峡?にも港湾設備があるが、波が打ち込む。
前島と伊島本島とのあいだにも立派な橋が設けれれている。徒歩5分ほどの距離である。
前島の港に係留されたスターロブ
この港は予約しなくても、いつでも空きがある。
ハイシーズンであってもプレジャーボートしか係留していない
他の港と違い、モーターボートは少ない。
伊島まで来るにはモーターボートには敷居が高いのか?
港は波もなく、補給できないが、よい港である。
前島の港より本島を眺めるショット
本島の要塞のような港を守るゲート
前島と本島の間の海峡
停泊には適さないが、とてもきれいな海
要塞のような港を裏から眺めるショット
港のショット、その2
本島と前島を結ぶとても立派な橋
橋の通路はこんな感じ。夜にここから夜空を眺めると、無数のスターダストが舞い降りてくる
いつまで眺め続けても、飽きない大宇宙が小さな人間を包み込む。