洲本港は明石大橋ができるまでは、神戸港とのあいだの高速連絡船の着岸港として、プレジャーボートが停泊する余地がなかったが、幸か不幸か、連絡船が廃止になり、ここの桟橋が、プレジャーボートに黙認という形で解放されている。正式には手続きが必要であるが、正規の停泊料は、商船なみのトンあたり100円程度なので、一般的な駐車料金に比べても、無料に等しい値段で、1泊可能である。浮き桟橋が人気であるが、岸壁もがら空きである。正式な手続きの方法は、ピアネットのブログを参照されたし。




とても広くて、平和な洲本港。商業船の出入りもほとんどなくて、あまり揺れない。しかし、マリーナのレベルではありませんので・・・・




浮き桟橋が込んでいたので、岸壁に着岸したスターロブ。写真の奥に見える赤いハルのPILOT船が出入りする挽き波があります。





写真に写っている側はプレジャーボート用??らしい。反対側は、新聞社の船が入るのであけておかなければ、排除される可能性がある。
この日は連休なので、多数停泊しているが、普段は閑散としている。
この桟橋のたもとには食堂が2軒ある。料理はまあ美味しい。そのうちの1軒はボートピアと呼ばれる競艇のサテライトをしているので、
よい若者が昼間から博打にうつつを抜かしている醜い姿が見られる。競艇と言う名の、ボートと博打を結びつけた笹川良一は天才か・・・・(怒り)



美しい洲本港にたたずむスターロブ。プレジャーボートには望ましい港ではあるが、往年の港の繁盛を知る身としてはうれしいような、もの悲しいような・・・




夕暮れのサントピアマリーナでの桟橋。往年には東洋一のマリーナと言われたサントピアも今となっては、やや古ぼけたマリーナ。
桟橋のサイズも今の基準では小さい。桟橋もガタガタ。陸電とか水道の設備も貧弱。33フィートのスターロブですら身をもてあまし気味。




桟橋の端っこに係留するスターロブ






サントピアマリーナにあった割烹割烹料亭は閉店されており、洲本に食事に行くことになり、もとの洲本港にわざわざタクシーで行く羽目に。
タクシーで1500円程度。インターネットで検索すると、信長姫という割烹が絶賛されている。早速、予約して食べに出かける。
味は確かに美味しい。わざわざいく価値ありとの評は間違いでない。でも、味付けはどこかで食べたような・・・
何と、洲本港の食堂に板さんが昼間は手伝いに行っているとのこと。どうりで、天丼がおいしいと思ったわけ。この天丼のだしの味と同じなので、
昼間に天丼を食べた身としては、感慨が少なかった訳。初めて食べたなら、きっと感激したはず。
ただし、ちょっと味が濃いので、ビールを飲まない人にはやたらとのどが渇くと思います。
この日のメニューはアンコウの・・・鍋(正確な名前は忘れました)




太刀魚やらひらめやらの刺身の盛り合わせ。刺身は絶品である。ふつうの刺身とは格が違う。
ちなみに信長姫の名前の由来であるが、信長という焼き肉やを買い取ったので、改装費を節約するために
そのまま信長の名前を使っているそうな。ただ、信長のままだと、悪いので、姫の文字を付け加えたとのこと。
これはオーナーけん板さんの奥さんに直接聞いた話なので、間違いはないかと思います。
これ以外にもメニューがありましたが、食べるのに夢中になり、写真に取り忘れました。
料理はコースのみ。予算に応じて変わるとのことですが、値段はあってないようなものの印象をうけました。