大崎下島(ゆたか海の駅) ゆたか町へのリンク HOMEに戻る
ゆたか海の駅には平羅島と中ノ島の間を橋の下をくぐってアプローチする。意外と狭く見えるので、大丈夫かと不安になるがフェリーもここを通ってくる。海の駅にはプレジャーボート専用の浮き桟橋が用意されていてビジターに優しい。このあたりの海の駅の中ではここが一番充実度が高い。桟橋は長くないので船体がはみ出る形で係留する。港の北側はなぜか浅くなっているので、船底をぶつけないように気をつける必要がある。海の駅には風や波も入ってこないのでとても平和である。隣接するフェリー用のレストランで食事もできる。食事のメニューはありきたりであるが、料理はうまい。宿泊施設もあり、とてもきれいなツインルームがお手軽料金で利用できる。夕食はレストランでいただくが、平凡なメニューながら調理や素材がよいので美味しい。ビールはキリンラガーとアサヒスーパードライが用意されている。隣接するコンビニにはビールなどの酒類は売っていない。大長港の北堀の奥にいろんな売店や酒屋さんが2軒ある。海の駅より徒歩10分くらいか。酒屋さんは都会の量販店並に種類も多くワインやビールも安く売っている。さらに10分程歩くと御手洗(みたらいと読む)に着く。ここには昔の町並みや景観が保存されている。実際に昔ながらの家に住み続けるのはとても大変なことで、その上経費もかかるの。こうした町並み保存の努力にはほんと頭が下がる想いである。郵便局や連絡船の切符売り場も昔ながらの風情がある。このあたりは昔は中継港として栄え、遊郭もたくさんあったようだ。その中の一軒が保存されている。これは必見。遊郭の一部屋は意外に小さなもので、天井を見上げると、歴史の重さにくらくらする。交通はバスがある。島内の港には桟橋も随所にある。短時間なら係留できそうではあるが、連絡船の便数も多いので何とも言えない。
干潮時の桟橋。画面の奥側は何故か浅くなっている。潮が満ちてくるとこの浅い所は水面下になる。特に最北側の桟橋に係留する際には気をつけよう。
潮位が上がっていると、浅くなっている石段は見えない。この場所に係留するときはアプローチに注意する。
画面奥の橋の下をくぐってアプローチする。
遊郭の1階は改装されてホールになっている。一時は映画館になっていたらしい。
一部には遊郭の歴史などが展示されている。
ちょっとピンぼけの写真であるが、花魁お歯黒事件の壁である。いくら塗り直しても、煮えたぎったお歯黒を飲まされて吐いた血のシミが浮き出てくるそうな。
遊郭のとある一室の天井。部屋の壁は白い。客に抱かれながら遊女はどのような思い出この天井を眺めていたのであろうか。
御手洗港の前の神社。背景に連絡船。遠くにはフェリーが見える。
御手洗の町並み
町のいたるところに桟橋がある。これはフェリー用か?